賃貸の初期費用の支払いについて、わかりやすく解説します。
「初期費用の期日は?」というところから
初期費用内訳から引越し費、生活費まで。一人暮らしにかかる費用を網羅します!
初めて一人暮らしをするのであれば、費用について知っておくことはめちゃ重要です。
この記事を読めば、もう一人暮らしの費用について悩むことはなくなりますよ!
これから初めて引越しするそこのあなた。
「初期費用っていつまでに支払えばいいんだろう?」
「かかる費用って全部でどのくらいなんだろ?」
「なんだかぼんやりしか分からないな」
などと思っていませんか?
新生活を成功させるには、費用をしっかり把握できているかどうかがとても重要になってきます。
初めに結論です。
『引越しにまつわる費用で超重要な要素は、以下の3つ』
- 初期費用
- 引越し費用
- 生活費
『支払いのタイミング』
契約後、鍵を受け取る前のあいだ
「支払いのタイミングだけ、詳しく知りたい!」という方は
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1. 『初期費用』
まずはメインテーマである「賃貸の初期費用」について説明します。
特に初めて一人暮らしをされる方は、これから説明する最低限の知識は持っていてほしいです。
1-1.そもそも初期費用ってなに?
賃貸さがしの時に「初期費用」って言葉はよく聞くけど、具体的には分からない。
そんな人も多いと思います。
賃貸契約における「初期費用」とは、『契約時にかかるお金』のことです。
もっとわかりやすく言えば、『部屋を借りるために、必要なお金』です。
基本的には契約時にしかかからず、入居後に継続してかかるものではありません。
1-2.内訳
そんな初期費用の内訳をみてみましょう。
主に下記の8項目に分けられます。
【賃貸の初期費用内訳】
①敷金(保証金)
家主に預けるお金。
退去時に原状回復にかかる費用を引いて、余れば返金される。
②礼金
家主に支払うお金。戻ってこない。
「お礼」のお金と言われている。
③当月家賃/管理費
住みはじめる「当月分」の家賃/管理費。
④翌月家賃/管理費
住みはじめた月の「翌月分」の家賃/管理費。
⑤仲介手数料
仲介業者に支払うお金。
⑥初回保証料
保証会社に支払うお金。
基本は契約時のみかかる。
⑦火災保険料
火災保険にかかるお金。
賃貸の契約期間とおなじ、「2年分」の料金になっていることが多い。
⑧鍵交換代
新しい鍵に交換するためのお金。
基本契約時のみかかる。紛失してしまった場合も料金が発生するので注意。
基本的に上記の費用は「必須」でかかってくる費用になります。
1-3.平均相場
平均相場は下記のとおり。
【初期費用の相場】
①敷金(保証金) → 家賃の1ヵ月分
②礼金 → 家賃の1ヵ月分
③当月家賃/管理費 → 家賃の0.5ヵ月分
④翌月家賃/管理費 → 家賃の1ヵ月分
⑤仲介手数料 → 家賃の0.5~1ヵ月分
⑥初回保証料 → 家賃の0.5~1ヵ月分
⑦火災保険料 → 約2万円前後
⑧鍵交換代 → 約1.5万円前後
一般的に賃貸契約の初期費用は「家賃の5ヵ月前後がかかる」とされています。
また、当然ながら
「礼金0ヵ月の物件で決めれた!」
「下旬から契約開始だったから当月家賃が安く済んだ!」
などにより、多少の変動はしますのでご注意くださいね。
1-4.こんな例外ケースも
一都三県であれば、だいたい上記のとおりでしょう。
しかし “大阪は礼金が東京よりも倍くらい高い”など
地域慣習で特殊な金額を設定するエリアもあります。
注意しましょう。
1-5.管理費と共益費の違い
賃貸探しをしていると「管理費」とか「共益費」って書いてありますよね。
「この2種類っていったい何が違うんだろう?」って思ったことありませんか。
実はこれ…全く同じ意味なんです。
そもそも管理費/共益費とは
“家主が賃料を設定する際、どのように内訳を配分するかだけの違い”なんです。
たまに「管理費が高いほうが、管理状態が良い」とか
「設備が充実していると、管理費が高くなる」などという話をききますが、それは嘘です。
「エレベーター・オートロック・監視カメラ・宅配BOX」がついているのに「管理費0円」という物件もあります。
その場合は「管理費が”家賃に込み”になっている」と考えるのが正しいのです。
1-6.支払期日と方法
これを知りたくてこの記事にたどり着いた方も多いはず。
ズバリ賃貸契約にかかる初期費用の支払い期日は
「契約後、鍵を受け取る前のあいだ」
です。
流れを簡単にまとめると以下のとおり。
①ポータルサイトから問合せ
↓
②情報のやり取り
↓
③不動産屋に来店
↓
④内見(お部屋の下見)
↓
⑤申込
↓
⑥契約
↓
⑦支払い ←ここです
↓
⑧鍵受領
↓
⑨引越し
支払い方法は大半が「銀行振込」です。
しかし稀に「クレジットカード払い可能」という業者もありますので、希望される場合は問い合わせてみてください。
審査通過後、家主(管理会社)もしくは仲介業者から請求されますので、
指示にしがたって振込するかたちになります。
2.『引越し費用』
次はこちらも一大費用。
「引越し費用」について説明します。
初期費用と同じく 大きな金額 がかかりますので、こちらもしっかり把握しましょうね。
2-1.平均相場
結論。
一人暮らしの引越し費用相場は「3~5万円」です。
今はネットで検索すれば、かんたんにシミュレーションができますので
気になる方は是非やってみてくださいね。
また、引越し料金は「言い値」の要素が強いので、いくつか相見積もりを取るようにしましょう。
無料で依頼できる「一括引越し見積もり」に頼めば問題ないかと思います。
2-2.引越し料金の決まり方
引越し料金は下記の3要素から決まります。
【引越し費用の3要素】
①荷物の多さ
少ない人と多い人で「1~1.5万円」くらいの差
②引越し先までの距離
近いところと遠いところで「2~4万円」くらいの差
③引越し時期
通常月(5~1月)と繁忙月(2~4月)で「0.5~1.5万円」くらいの差
この記事の読者は「これから初めて一人暮らしをする方」が多いと思いますので、
大半が「荷物は少ない」という認識でいいかと思います。
2-3.実例
シミュレーションするとこんな感じです。
【一人暮らしの料金シミュレーション例】
「例1」
①少ない ②近い ③通常月 → 約3.4万円
「例2」
①少ない ②遠い ③繁忙期 → 約6.7万円
距離と時期だけで、大きくひらきが出ることが分かります。
2-4.引越し業者に頼まない場合
「やっぱり高いな~。荷物も少ないし、知り合いか友人に頼もうかな」
という方も多いかと思います。
それでも問題ありませんが、素人が搬出/搬入をおこなうと
こんなケースがあります。
- 家具を搬入の際、引越先の床にキズを付けてしまった
- せっかく買った家具・家電が壊れてしまった
- 荷物をぶつけたり落としたりしてしまい、エントランスやエレベーターの故障を招いてしまった
- 部屋から出てきた他の部屋の入居者と出会いがしらでぶつかり、ケガをさせてしまった
こうなってしまうと引越し代の節約どころじゃありません。
“本末転倒” とならないように、注意してください。
3.『生活費』
最後は、契約時だけでなく入居後も継続する永遠のテーマ。
【生活費】についての説明です。
3-1.平均相場
総務省が公表している家計調査(2019年)によると、
一人暮らしの生活費の平均額は「163,781円/月」
食費は「約44,000円/月」
水道光熱費は「約12,000円/月」
保険代/医療費が「約8,000円/月」
となっております。
ただし「すごい田舎」「持ち家」も含む「全国平均」です。
首都圏で考えると、もう少し高く見て「月20万円弱」というのが妥当かと思います。
3-2.生活費は6種類に分けられる
一人暮らしの生活費は大きく下記の6種類に分けられます。
①家賃
②食費
③通信費(スマホ/ネット/サブスク)
④水道光熱費(電気/ガス/水道)
⑤日用品
⑥雑費(交際費・趣味など)
最近の傾向としては
③通信費内の「サブスク料」が増加傾向にありますよね。
また、⑥雑費については個人差が大きいので、ここで生活費に差がつきます。
3-3.この生活費6種類の平均額は?
生活費6種類の平均額は以下のとおりです。
①家賃 → 約6.0万円
②食費 → 約4.0万円
③通信費(スマホ/ネット/サブスク) → 約0.7万円
④水道光熱費(電気/ガス/水道) → 約1.2万円
⑤日用品 → 約1.1万円
⑥雑費(交際費・趣味など) → 約5.5万円
①家賃と⑥雑費が大半を占めていることがわかります。
この2項目をいかに削れるかが、重要になりますね。
4.さいごに|一人暮らしにかかる費用のまとめ
さて、いかがでしたか?
今回のお話はこれから初めて一人暮らしをする人向けに、
一人暮らしにかかる費用を説明させていただきました。
まとめますと…
一人暮らしにかかる費用は3種類に分けられる!
①初期費用 ②引越し費用 ③生活費
相場は以下のとおり!
①初期費用 → 家賃の5ヵ月分
②引越し費用 → 3~5万円
③生活費 → 毎月20万弱
…ということです。
勢いで一人暮らしをはじめて、あとで困ってしまわぬ事のないよう
ぜひ参考にしてみて下さい。
5.部屋探しを確実に成功させるツール紹介
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親切に・本音で、アドバイスをすることが出来ます。
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